HPLが行なっている人間工学は、「人間の感性」という曖昧なものを数値化し、「人を知る」学問です。
そのために、主に「多角評価」と「主観評価」の手法を用い、アプローチしています。
多角評価
Tobii グラス
目視検査や設備点検現場において多かった上目で見る作業や手元/足元作業での視線を捉えることができ、自然な状態で視線計測を行うことができる。
参考:https://www.tobiipro.com/ja/product-listing/tobii-pro-glasses3/
提供先:トビー・テクノロジー
Tobii スペクトラム
Tobii Pro スペクトラムはトビーの最先端のアイトラッキングプラットフォームを採用し、様々な分野において人の行動やメカニズムを解き明かすためにデザインされたアイトラッカー。高いサンプリングレートでデータを取得でき、頭部の自然な動きを可能にする。
心理学や発達研究、神経科学、リーディング研究、眼科学などの分野での画期的な研究で真価を発揮している。
参考:https://www.tobiipro.com/ja/product-listing/tobii-pro-spectrum/
提供先:トビー・テクノロジー
Tobii nano
Tobii pro ナノ は、トビーの最新の技術を駆使した、最小・最軽量のアイトラッカー。様々な場所に持ち運びができ、簡単にセットアップして実験を行うことが可能。
心理学からマーケティング調査など幅広い分野で、視覚的注意を分析して価値ある洞察を得ることができる。
Tobii Pro ナノは、60Hzのサンプリングレートで「どこを見ているか」を正確に検出する、視線の停留をベースとした研究向けのアイトラッカー。
参考:https://www.tobiipro.com/ja/product-listing/tobii-pro-nano/
提供先:トビー・テクノロジー
EMR
「モバイル性」をコンセプトに小型軽量化したアイトラッキング装置。被験者に負担をかけず、より自然な日常行動を計測することが可能。
参考:https://www.eyemark.jp/product/emr_9/
提供先:株式会社ナックイメージテクノロジー
主観評価
SD法
SD法とは、『印象』という主観的なものを定量的に表せる手法の1つ。商品やサービス、銘柄などの与える感情的なイメージを、「明るい – 暗い」「人工的な – 自然な」など、対立する形容詞の対を用いて5段階または7段階の尺度で回答させる方法のこと。
製品の印象評価の際に利用されることが多い。
正規化順位法
各刺激に順位を付けて相互比較する手法。自分が設定した基準について、どの刺激が合致しているのか、どの刺激が合致していないのかを知るために使用する。
実験では、自分が設定した基準(背景色、文字色、フォントなど)について、比較する点が異なったいくつかの刺激を用意し、それを被験者の前にランダムに並べ、設定された基準に合致している順に並べ替えてもらう(順位をつける)。それらデータを集計し、分析した結果、基準に対する順位が算出される。
その他尺度手法
POMS(気分プロフィール検査[Profile of Mood States])
心理学や行動学的側面からだけではなく、気分、感情、情緒などの主観的側面からのアプローチによって人の情動を理解できる手法。
出典:https://www.note.kanekoshobo.co.jp/n/n3e1aa83f6f13
BIG5
心理学研究の中で最も支持されている「ビッグファイブ理論」に基づく性格診断・心理テスト。占いや血液型のようなユニークな性格診断とは違い、心理学的に最も信憑性の高い科学的な性格診断である。120問の質問文に対する回答傾向を統計学的に分析し、51の心理尺度・2000文字に及ぶ詳細な診断結果から性格を分析する。